太陽光発電
太陽電池を用いて太陽光を直接的に電力に変換する発電方式が「太陽光発電」です。太陽から放出されている自然のエネルギーを電気として使用するため、限りがなくクリーンな発電です。
また、運転に燃料費が不要で、保守管理費用も比較的小さく、エネルギーセキュリティ向上などの付加的なコスト上のメリットもあります。昼間の需要ピーク時に、発電もピークになるため、コスト的メリットが大きいとされています。
「太陽光発電パネル」と一般的に呼ばれています。
太陽の光エネルギーを直流電力に変換します。
その変換効率はメーカーによって異なります。
屋根に金属架台を設置し、太陽電池モジュールを固定するのが一般的ですが、屋根と一体型のものも発表されています。
太陽電池で発電した直流電力を集めるのが「接続箱」(接続ユニット)です。
接続箱は電力の逆流を防止、落雷など突発的な過電流を吸収する役割も持っています。
接続箱を必要としないシステムもあります。
太陽電池で発電した直流電力をコンセントなどで利用できる。
交流電力に変換します。この変換効率は発電量に大きく影響します。
それぞれのコンセントへ電気を分配します。また、使い過ぎや漏電で事故にならないよう、チェックし危険な場合は回路を分断するなど安全面での大切な役割を持っています。
発電した電気量を計測します。計測結果はモニター表示機に送信します。
計測ユニットで計算された発電気量をモニターで確認できます。
据え置きタイプや壁面設置タイプなど、メーカーによりさまざまなものがあります。
電力会社に売却する余剰電力を計量します。
10年周期で検定を受けるように『計量法』が定められているため、10年周期で売電用メーターの交換が必要です。
交換費用は、ユーザ側の負担になることが多いです。
電力会社から購入する電力を計量するメーターです。
買電用メーターの交換費用は契約先の電力会社の負担となっています。